バルチラは、東京ガス株式会社の 100%出資子会社である東京エルエヌジータンカー株 式会社と長期メンテナンス契約に署名しました。この長期メンテナンス契約は、バル チラのデュアルフュエルエンジンが搭載される 3 隻の LNG 船の定期メンテナンスにお いてお客様をサポートするものです。この契約は 2018 年 12 月に署名され、2019 年 1 月に発効されました。
この契約は、バルチラと LNG 船を保有する日本の顧客との間で交わされた初めての定 期メンテナンス契約であり、“ダイナミックメンテナンスプラニング”を活用したも のとなります。バルチラが提供するこの“ダイナミックメンテナンスプラニング”は エンジンの状態を監視する事で、従来の運転時間に基づくメンテナンスではなく、実 際のエンジンの状態に基づいてメンテナンスを最適化する事が可能になります。ま た、エンジンの状態を監視する事で、計画外のメンテナンスを最小化することが期待 出来、お客様の LNG 船の安全運航に大きく寄与します。
「バルチラは当社のニーズにまさに合致するサービスを提供してくれます」と、東京 エルエヌジータンカーの技術部長である足立一氏は述べています。「当社は、当社の ニーズに見合い、私たちが船をできる限り安全に運航することを可能にする信頼でき るパートナーを必要としており、当社のパートナーとしてバルチラを私たちが選んだ 理由はここにあります。」
「当社と東京エルエヌジータンカーとの長期メンテナンス契約は、お客様の LNG 船の 稼働率を確保し、計画外のメンテナンスを最小化する事に大きく寄与します。この契 約により、お客様は事業に集中し、LNG 船の安全運航の信頼性を強化することができ ます」と、バルチラマリンの中東・アジア担当 Vice President の John Sydney 氏は述 べています。
この 165,000 m3の LNG 船 3 隻は、それぞれ 4 基の 9 シリンダーの 50DF エンジンと 1 基の 6 シリンダーの 50DF エンジンが搭載されています。バルチラの持つグローバルな サービスネットワークは、海運業界において世界で最も広範囲をカバーしています。
キャプション:東京エルエヌジータンカーが所有する 3 隻のタンカーの稼働率は、バ ルチラ最適メンテナンスソリューションにより強化されます。
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バルチラの概要:
バルチラは、海洋およびエネルギー関連市場におけるスマートテクノロジーと完全なライフサイクルソリューション分野 のグローバルリーダーです。持続可能なイノベーション、総合効率、データ解析に力を注ぐことにより、バルチラはお客 様の船舶と発電所の環境パフォーマンスと経済指標を最大化します。2018 年には、バルチラの純売上総額は 52億 ユーロに達しました。当社は世界 80 カ国以上に 200 箇所の拠点と約 19,000 人の従業員を擁しています。バルチラ はナスダック・ヘルシンキに上場しています。
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