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バルチラの高効率エンジンと環境ソリューションを搭載した阪九フェリーの 新造船が運航開始

Wärtsilä Japan Ltd., ローカル・プレスリリース 30 6月 2020 at 09:00 UTC+2

テクノロジーグループバルチラは、6月に運航を開始した阪九フェリー殿の新造船にエンジンとスクラバーシステムを供給しました。「やまと」は、三菱造船殿が日本を拠点とする阪九フェリー殿向けに建造した 2隻のフェリーのシリーズの2番船です。1番船の「せっつ」は今年 3月に就航しました。

「せっつ」「やまと」に搭載されているバルチラ 31は、ギネス世界記録により世界で最も効率的な4ストロークディーゼルエンジンとして認められています。このエンジンは、コモンレール燃料噴射システム、油圧駆動吸排気弁システム、 2段過給システム、統合型UNICエンジン制御システムなどの革新的なテクノロジーを組み合わせることにより、優れた燃費効率を実現しています。結果として生じる高効率は、燃料コストと排出レベルの両方を低下させます。また、フェリーにはバルチラのハイブリッドスクラバーシステムが取り付けられており、 IMO2020硫黄酸化物排出規制に準拠しています。

「日本には世界で最も先進的で効率的なフェリーセクターがあり、阪九フェリー殿による新造船投資はこれを反映しています。選ばれたバルチラのソリューションは、日本の運航者が高効率と環境の持続可能性に与える重要性を示しており、最終的には運航者の総所有コストの削減につながります」(バルチラジャパン エリアセールスマネージャー  安武圭輔)

「せっつ」と「やまと」の両船は、最先端のテクノロジーを求め、最も効率的なエンジンと排気ガス浄化システムを利用できるようにしました。バルチラ31は当然の選択肢でした。バルチラハイブリッドスクラバーは、硫黄排出量 0.5%以下の制限に準拠することができます。(阪九フェリー株式会社 山口隆弘取締役 )


「やまと」は、長さ195メートル、旅客定員 663人、最大8.5 メートルトラック約 277台、乗用車約188 台を運ぶことができます。バルチラは阪九フェリー殿の他の 2隻のフェリーにもエンジンを供給しています。

 

Caption: 「やまと」は、バルチラ31 エンジンを搭載した阪九フェリー殿の新造船です。


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